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Zoomと連携してVR空間でホワイトボードが使えるアプリ「SPACES」を使ってみた

VRアプリ

SPACESイメージ画面

テレワークの機会が多くなり、Zoom等でのビデオ会議の需要が増えてきた今、VR内からビデオ会議に参加できるPC用VRアプリ「SPACES」が登場しました。

Zoom等のビデオ会議をちょっと楽しくするようなアプリって何かないかな?
SPACESっていうアプリがオススメ!
ZoomやSkype等と連携するとVR上でホワイトボードを利用したり、カメラをVR空間上で移動させたりできるよ。

■仮想デスクトップを映してプレゼンしてるイメージ(カメラ遠い)

■執筆時の環境
・グラフィックボード搭載のWindows PC(GTX980で動作することを確認)
・Zoom導入済み
・Steam VRを使える状態(Oculus Linkで動作することを確認)
※VirtulDesktopを利用してワイヤレスでも使えることを確認

SPACES導入

SPACESダウンロード

こちらのサイトをブラウザで開き、「DOWNLOAD」>「JAPANESE」を開きます。

「お名前」と「メールアドレス」を入力し、「送信」をクリック。

入力したメールアドレスにダウンロードリンクが送られてくるので開く。

 

「ダウンロード」をクリック。

「ダウンロード」をクリック。

SPACESインストール

ダウンロードした「spacessetup_36.exe」を起動すると、以下のような警告が表示されるので、「詳細情報を」開く。

インストールを実行できるようになるので、「実行」をクリック。

インストールウィザードに従って導入してください。

SPACESセットアップ

アカウント作成

登録不要なゲストアカウントでも利用できるのですが、無料アカウント作成手順を記載しておきます。
「Create Account」をクリック。

各項目を入力して「Register」をクリック。

 

設定変更

右下の「歯車」のボタンをクリック。

デフォルトから変更したほうがよさそうな箇所を赤線で囲ってます。
「Language」を「Japanese」に変更。
「Default Microphone」をマイク利用環境に応じて変更します。

 

VRヘッドセットを接続しておく

この後のログインでVR空間を移動できるようになるので、事前にVRヘッドセットを接続しておきましょう。

ログイン

微妙に日本語になってるので「サインイン」をクリック。

先程登録したアカウント情報を入力し、ログイン情報を記憶させて「Sign In」をクリック。
※次回からはSPACES起動時に自動的にログインされます。

「Enter SPACES」をクリック。

「GO TO VR」でいよいよVR空間へ!
※「Loom.Ai Avatars」と連携するとアバターが利用できる?未確認。
※「Sketchfab 3D Models」と連携すると、3Dモデルをインポートできるようですが、まだ未実装とのこと。

VR画面内で高さ調整の表示がでているので、立った状態でコントローラーのトリガーボタンを押しましょう。

 

SPACES使い方

周りを見渡してみよう

ログインすると目の前にはホワイトボードがあります。

振り返ると、仮想デスクトップや仮想カメラ(赤丸)、いくつかカメラ映像のウィンドウがあります。
この仮想カメラに映し出されている映像が、Zoomに表示される画面になります。

ホワイトボードに文字を書いてみよう

コントローラのトリガーボタンを押している間はモノを掴むことができます。左右同時に可能。

楽しいけど感触がないので文字書くの難しすぎ!ペンが奥に行き過ぎると書けなくなるし、慣れるまで時間かかりそう。

VR上で掴んだペンやイレイサーは、手を放すと元の場所に戻っていきます。
戻る時にペン先がホワイトボードに当たると色が付きます。

仮想カメラを移動させてみよう

仮想カメラ(赤丸)を掴めば、VR空間内を自由に動かすことができます。

動かしてみた後の画像。

前後の画面切り替え

コントローラによってボタンが違うと思いますが、ボタン一つでホワイトボード対面と、仮想デスクトップ対面の切り替えが可能です。

仮想ウィンドウでできること

各種操作や設定をウィンドウから選ぶと実行できます。

以下のような機能があります。

  • ホワイトボードをクリア。
  • ホワイトボード内容を保存。
  • Sketchfabからサンプル3Dモデルを呼び出す。
  • アバターを変更。
  • 肌色を変更。
  • 手(グローブや宇宙人の手等)を変更。
  • コントローラーの表示/非表示へ変更。
  • 背景(ワールド)を変更。
  • レイアウト(ホワイトボードや仮想カメラ位置等)を変更。
  • 仮想カメラの解像度を変更。
  • 仮想カメラに仮想ウィンドウを表示。
  • 仮想デスクトップをクリア。
  • 時刻表記(12h or 24h)を変更。
  • 描写レベルの変更。

無償版でもかなり多くのことができますが、仮想カメラ上にSPACESのロゴが入ります。

プロ版にアップグレードするとできること

プロ版にアップグレードすると、以下の機能が使えるようですが未検証です。

  • 基調講演で使うようなステージを利用できる。
  • 高解像度。
  • 独自のSketchfabモデルをインポート。(近日公開とのこと)
  • VR環境を保存またはロード。(近日公開とのこと)
  • カスタム透かし(ロゴ非表示)

Zoomでの利用方法

Zoomで繋いだ状態で、左下のビデオデバイス設定から「UnityCam」を選ぶだけでSPACESの仮想カメラからの映像に切り替わります。

まとめ

今回はZoomと連携してVR空間でホワイトボードが使えるSPACESというアプリを使ってみました。
推奨されている使い方は1対多人数で、一人がSPACES使い、他の参加者はビデオ会議上に映し出された映像を視聴するといった使い方です。
講演や授業で使えそうですね。海外では実際にリモート授業で使われているとのこと。

仮想カメラとしてUnityCamが選択できるようになるため、Zoomだけでなく色々なビデオ会議システムで映し出すことが可能です。
VR空間内は直感的に操作できますが、ホワイトボードだけはすみません、使える気がしないのが本音です。

最近テレワーク続きで普通のビデオ会議に飽きてきた方もいるんじゃないでしょうか。
バーチャル背景の次はこれですね。お試しあれ!