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Oculus Questの録画の細かい設定をSideQuestで変えてみる

Oculus Quest

Oculus Questの動画キャプチャーサイズって正方形しかできないの?
SideQuestを使えば長方形にできるよ!

Oculus Questで動画を録画すると、正方形になるのってイラっとしません?

16:9や4:3の動画になれていると違和感を感じたので、変更する方法を探したところSideQuestで簡単に変更することができました。

正方形にイラっと来てた人の参考になれば嬉しいです。

事前に準備すること

①SideQuestの導入が必要です。導入してない場合は以下の記事を参考にしてください。

②導入後、Oculus QuestとPCをUSBケーブルで接続しておきます。

③SideQuestを起動して、以下の画像の右上の赤枠で囲んであるレンチアイコンをクリックします。

Oculus Questの録画に関わる設定について

今回紹介する設定の変更は、Oculus Questを再起動すると元のデフォルトの値に戻ります。

動画キャプチャーのフレームレート上限を設定 – Full Rate Capture –

フレームレートとは動画のなめらかさを決める要素で、fps(frames per second)という単位で表します。

簡単に言うと30fpsならば1秒間に30枚の静止画を見せて、60fpsならば1秒間に60枚みせる処理のことです。そのためfpsは高ければ高いほど動画がなめらかになります。

Oculus Questでは30fpsがデフォルトの値となっており、SideQuestのFull Rate Capture項目で「ON」にすると60fps以上に上限をひきあげることができます。

録画した動画のプロパティを見ると、30fpsから60fpsへ上限があがっていることがわかります。

設定をONにし、録画しながらBeat Saberをプレイしてみたところ、自分の環境では若干動作が重くなり、ノーツへのヒットがスカることがありました。

画面端の描写レベルを変更 – Set FFR (Fixed Foveated Rendering) level –

画面端の描写(レンダリング)レベル設定を変更します。HIGTになるほど画面端の描写が荒くなる代わりにパフォーマンスが上昇します。
つまり「OFF」が最も描写が綺麗になりますが、若干パフォーマンスが落ちます。

動画キャプチャーサイズを変更 – Set Video Capture Size –

Oculus Questで動画を録画(キャプチャー)したさいのデフォルトのサイズは1024 × 1024となっており、動画編集や動画投稿サイトへのアップロードに不向きです。

SideQuest表記 アスペクト比 ピクセル数
DEFAULT 1:1 1024 × 1024
480 4:3 640 × 480
720 16:9 1280 × 720
1080 16:9 1920 × 1080

1080(1920×1080)の設定はフルHDの規格になっています。YouTubeでは720(1280×720)が公式に推奨されているサイズです。

テクスチャ解像度を変更 – Default Texture Size –

テクスチャ解像度の変更方法と、それぞれのテクスチャ解像度の画質を比較したものをこちらの記事にまとめています。

まとめ

今回はOculus Questの録画に関わる設定について紹介しました。

変更自体はSideQuestで簡単に変更することができますが、設定によっては動作が重くなったり画質が荒くなったりもするので、動画を撮影するさいには自分にあった設定を探してみるのが良いと思います。

YouTubeへ投稿する動画などは16:9が推奨されているので、投稿しようと思っている方は設定を変えてみるのもいいんじゃないでしょうか。

今回はここまで。ありがとうございました。