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Beat Saberのカスタム曲を自動で作成!「Beat Sage」の使い方は簡単でした

2020年7月16日Beat Saber

「Beat Saberを好きな曲でプレイしたい!」そう思った時、カスタム曲の追加を考えますよね。今までは有志の方々が作成したカスタム曲をダウンロードしてプレイしてきました。

ただ、人間とは多くを求めるもの。「あのアニソンのカスタム曲がない・・・」「もっとボカロ曲で遊びたい!」こんなジレンマを抱えているかたもいるのではないでしょうか。

そこで今回はそんなジレンマを解決できるであろう、無料でカスタム曲を作成できる「Beat Sage」を紹介!

使い方や設定項目についてもあわせて解説していきますのでお付き合いください。

※当記事はOculus Quest向けとなっています。

Beat Sageってなに?

Beat Sageは自分が所有している好きな曲の音楽ファイルやYoutubeなどの動画サイトからダウンロードした動画ファイルから、Beat Saber用のカスタム曲を自動で生成してくれる無料のツールです。

対応プラットフォームはOculus Quest・Rift S、Steam VRとなっています。

使い方はとても簡単で、Beat Saber初心者でも簡単に好きな曲をプレイする事が可能になります。しかも難易度ノーマルのカスタム曲を作成できるという嬉しいポイントも!

また、Beat Sageのカスタムマップの自動生成はAIが携わっています。つまり、生成を学習していくのでカスタム曲の作成クオリティもあがっていくということ。

なお、Beat Sageではサブスクライブ機能があり、5ドルからBeat Sageの制作を応援することができます。サブスクライブが一定数に達すると新しい機能が追加されるようなので、サブスクライブして応援するのもありですね!

Beat Sageの使い方と設定項目について

Beat Saberに好きな曲の譜面を追加できるBeat Sageですが、使い方自体はとても簡単です。

しかし、英語のサイトのため少しとっつきにくい部分もありますよね。ということで、Beat Sageの使い方とYoutubeから好きな曲を追加する方法などを順番に説明していきます。

Beat Sageの使い方の流れ

  1. Beat Sageに曲をアップロード
  2. カスタム曲の難易度などを設定
  3. カスタム曲を作成してダウンロード(1クリック)
  4. BMBFを使ってBeat Saberにカスタム曲を追加

カスタム曲の追加にはBMBFが必要です。まだの方は事前に導入しておきましょう!
BMBF導入方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

Beat Sageに好きな曲をアップロードする

Beat Sageを開きましょう!

 

まずは、Beat Sageに自分が所有している音楽ファイルをアップロードする方法です。

対応している音楽ファイルの形式はこちら。

  • MP3
  • WAV
  • AAC
  • AIFF
  • OGG
  • FLAC

STEP1の「Or Upload Song」をクリック

パソコンにアクセスされるので、好きな曲のファイルを選択しましょう。

曲を選択すると、曲情報などが表示されます。

この曲情報は、Beat Saberに曲を追加した時に表示される内容。

Song Titleは曲名なので、ファイル名になっている場合は英語やローマ字で曲名を入力したほうが、追加した時ににわかりやすいのでおすすめです。

Cover Artは曲に画像が設定されている場合に表示されます。されない場合は画像部分をクリックすることで好きな画像を追加することが可能。

Youtubeなどから好きな曲を追加する方法

好きな曲をURLから追加できるサイト

対応しているサイトは他にもあるのですが、好きな曲や知っている曲が多いのはこの3つかと思います。

Step1の「Paste a link」に好きな曲のURLを貼り付けます。

少しだけ待つと、曲情報画面が表示されます。

注意が必要なのがSong TitleとSong Artistの部分。日本語はゲーム画面だと「???」と文字化けのような表示になるので、気になる場合はローマ字で曲タイトルを入力するなどしてください。

好きな曲のURLは基本的に曲の再生画面のURLを入力すればOK。

Youtubeの場合は動画の画面を右クリックするとメニューがでてくるので「動画のURLをコピー」でURLをコピーすることができます。

作成する譜面のレベルなどを設定していく

続いてカスタム曲への設定をしていきます。

↓ Step2「Select Difficulty Levels 」では作成するカスタム曲の難易度を選択。チェックを入れた難易度のカスタム曲の作成できるので、好みの難易度を選びましょう!

↓Step3「Select Game Modes」では作成したいゲームモードを選択できます。

BeatSage ゲームモード

Standard 通常
90 Degrees 90度モード(ノーツが90度の範囲で飛んできます)
No Arrows 矢印のノーツ(ブロック)がなしで、円のノーツ(ブロック)しかきません
360 Degrees 360度モード ※未実装
One Saber ブロックが一色だけになる片手モード

↓ Step4「Enable Song Events」はカスタム曲のイベント(ボムや壁)を設置するかのどうかの設定です。

Bombs トゲトゲの爆弾
Obstacles 壁(障害物)
Dot Blocks 円のノーツ(ブロック)
Dynamic Light Show ※ 未実装

高度な設定(Advanced Settings)について

Step5「Advanced Settings」には2つの設定があります。とくに重要ではないですが軽く説明。

  Environment(環境)

この設定ではプレイ画面の環境(背景)を15個の中から変更できます。そこまで大きな変化はなかったですが好きな曲にあった背景を選ぶことができます。

  Model Version

譜面作成のAIモデルを選択する設定で、現在は3種類から選ぶことができます。

V2 イベント(壁やボム)とノーツの譜面への設置が自然に。その分難易度が低め
V2-Flow ノーツが多めに生成される。難しめなので、物足りない人におすすめな設定
V1 壁の設置や90度モードの譜面の作成などが不可。説明では予測不能となっているのだが、ノーツのランダム性が強い?

作成した譜面をダウンロード

難易度などを設定したら、いよいよカスタム曲のダウンロードです。

Step6「Slash to Download!」の横にある黄色いボックスを、「マウスを左クリックしながら左から右へと斬る」とカスタム曲の作成が開始されます。

カスタム曲の作成が開始されると、ゲージが表示され作成の完了までの残り時間が表示さます。曲の長さや回線速度などで作成のスピードが変わります。

BeatSage残り時間

例として、有線・光回線の環境で4分05秒の曲が90秒位で作成が完了しました。

完了するとダイアログが開くので「ファイルを保存する」を選択しましょう!

BMBFを使ってBeat Saberに譜面を追加

先程作成したカスタム曲のファイルをBMBFをつかって、Beat Saberに追加します。この時、作成したカスタム曲のファイルは解凍せずzipのままにしておきます。

BMBFを開き、「Upload Files」と書かれているところへ、先程作成したzipファイルをドラック&ドロップします。

BMBFへカスタム曲アップロード画面

追加したい曲のアップロードが完了すると画面の右下に下記の画像がポップアップするので、これでBMBFへの曲のアップロードが完了です。

BMBFへカスタム曲アップロード画面

次に、Beat Saberへと曲を適用します。アップロードが完了すると画面の右上に「Sync to Beat Saber」というボタンが表示されるので、それをクリックすることでBeat Saberへ適用されます。

BMBF設定適用

BMBFの導入方法やカスタム曲の追加方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

あとはBeat Saberのゲーム画面でカスタム曲が追加されているかを確認しましょう!

Youtubeから曲を追加する時に気をつけるところ

Youtubeは基本的に動画のダウンロードは禁止と利用規約に明記されています。

なので、Beat SageでYoutubeの動画をダウンロードする場合は「公式チャンネル」か「クリエイティブ・コモンズ」の表記がある動画をダウンロードしましょう。

理由は、ネット・スマホ徹底比較コムさんの記事にて詳しく解説されているので参考にしてください。

公式チャンネルの確認方法

チャンネル名の横にチェックマーク(認証バッチ)があるのが公式チャンネルとなります。

クリエイティブ・コモンズの確認方法

概要欄のクリエイティブ・コモンズ表示ライセンスの表記で確認できます。

クリエイティブ・コモンズの楽曲を探す場合、例として「ボカロ,creativecommons」のように、「キーワード+ ,(コンマ)+ creativecommons」と検索するとクリエイティブ・コモンズの楽曲がでてきます。なお、クリエイティブ・コモンズの表記のある楽曲は配信などにも利用できます。

Beat Sageでカスタム曲を作成するときの注意点

カスタム曲の作成には注意する点があります。

  • カスタム曲を作り直すと違う譜面になる
  • BMFは120にしかならない
  • 現在はAIの性能によりEASYの譜面が作れない
  • ボーカルの入った曲やビート(メリハリ)がわかりにくい曲はクオリティが低くなりがち

Beat Sageはカスタム曲をAIが作成しているため、AIの性能に依存します。今後ユーザーがBeat Sage使用したりフィードバックを送ることでAIの性能は向上していくとのこと。

カスタム曲のクオリティはどうなの?

音ゲー好き
音ゲー好き
難しい曲を遊ぶにはいい。ただ、曲によってはリズムにあってないなど気になる点も
音ゲー初心者
音ゲー初心者
曲によってはノーマルでも難しかった!

注意点にもあげましたが、曲によってはクオリティが低かったり、カスタム曲として機能していないということもありました。

ただ、曲をえらびますが作成された曲は十分にプレイできるレベルが多かったです。もし気に入らなければ、設定を変更するなどして作り直すというのも1つの手かと!

なお、作成のコツはビートが効いている・リズムが変調しないといった曲を選ぶと安定したクオリティのカスタム曲が作成されます。

まとめ

今回はBeat Sageの使い方や設定について紹介しました。

手軽にカスタム曲を作れるというのは、上級者さんはもちろん初心者にもありがたいですよね。「あの曲のノーマルで遊びたい!」そんな願いを叶えてくれるBeat Sageには感謝しかありません。

ユーザーの応援次第では360度MAPなどが追加される予定なので今後も楽しみですね!

ということで今回はここまで。ありがとうございました!